2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
紙の断ち切れた先が奈落ではない。 その縁の断面、毛羽の感触が、別の場所へと繋ぐ。 24日青山。 clementsalon workshop、sai“surroundins”展。 羽田野さんに薦められた空間は、美容院の一角に設けられたギャラリー・スペース。 坊主頭の僕は、知らずかしこ…
昨日。 製本家の羽田野麻吏さんとその作品に会いに、吉祥寺 PARADA“手のなかの他處”展。 駅から商店街抜けてポツリポツリと踏む足に、辿り着いたスペースが応えてくれる。 カフェ奥にある展示空間が、本来地下にあったのを並べて配したみたい。 降りて入るか…
18日。 内部を取り払った教会のような佇まい、GALLERY HIRAWATA。 作家の眼に特別な空間と映るからか、いずれもがスペース目一杯の展示。 足を運ぶ度に圧倒される…今回にしてもがまた。 阿部佳明“愚者の舟”。 タイトルを借りたボッシュ作品の模写を導入に、…
昨日の夕食、両親と出掛ける豚基地かつも。 横丁奥の梁柱剥き出しの店内で、アポロ2号/4号と称する鍋が出るのだから…フフ。 基地…なるほど、アジトめいてる。 ぐい呑みを引っ繰り返したかの縦長の鍋蓋取れば、湯気と共に蒸された豚肉、もやし、キャベツ、…
16日。 人身事故のため、乱れるダイヤ。 ‘快速’とありながら、じりじりとしか進まない電車。 何者かに襟首を…いや、車両ごと掴まれているようだ。 スローダウン…呪い?鈍い。 阿佐ヶ谷にて、communediscのaenさんと打ち合わせ。 場所を西瓜糖としたのは、展…
11日。 出鼻挫く強い雨に、予定端折って。 翌日の手土産の用意に、学芸大の洋菓子店。 さすがの老舗からか、広いフロアに引っ切りなしの人足。 注文・会計に待ちながらも、皆表情が曇らないのは甘味の力か。 駅前の書店で漫画家 田中六大主宰のミニコミを見…
昨日は、展示の事後処理に千空間。 やはりと落ち着く空間で、仕事早々に切り上げ、話し込むことしばし。 開催中の中村明子 展、内田百輭世界のミニチュアみたい。 そんな連想も、新たな話題を伴ってくる。 帰り際に、非常に印象的な作品の作家に紹介され、ま…
昨日も、まずは帯留制作に備えて、人と会う。 きっぷの良い当たりを前に、始終リードしてもらっていたようで。 先行き如何は措いても、話が出来たことで満足だったかも。 溜池山王に居るのだからと、覘くArt Space by Fuji Xerox。 “新収蔵品からの展示”を最…