2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

POOL

“seem”初日を訪ねてくれた、以前の作品から眼にしているという人が、“pool”展(2001年OFF SITE)に付した文章のことまで覚えていてくれて。 これに応えて読み返してみるに、表そうとしているものは現在においても通低音。 今更ながら、ここにも掲げておきます…

花像

新聞の句評欄、加藤郁乎の句集(“實”文学の森)紹介に採られた内一句。 このはなのさくやはうつゝ初桜 初桜とあるのだから、そうであるはずがないのに、幾重に浮かぶ読みに八重を想ってしまう。 この句の前書とされた歌にも惹かれる。 あさゆふに花まつ比はお…

seem仕舞い

昨日を以って【seem】終了。 来場多数、滞りなく会期を済ますことが出来ました。 多謝!!! 展示は点。 関わった誰彼に措いても、幾束もの線へと連なる端緒となれば。 会場近くに、通いたくなるほど美味い定食屋を見つけた…とかでもね。 最終2日、会場で過…

seem展開

昨日が、長尾明子さんとの2人展【seem】初日。 危ぶまれた天候にも、雨に誘われる人もあったのか、来場多数に感謝しきり。 跳ねが上がるといっても、それが季節の風貌だものね。 波紋散らして、どこまで響かせ得るか。 以前の作品から追って見ていてくれた/…

flower〜topography

見えている=存在しているものでもあるまい。 見慣れていた家屋が更地になっているのに出くわしたりすると、ふと、そんなことを思う。 存在に不安があるならば…と、周囲に触れ、感触を確かめながら歩いてみる。 傍から見れば、ふらつく体を支えようと、つかま…