2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

深夜行路

昨日は、連日のイベントの後、関係者揃って杯を合わせる。 途中乗換駅で最終を逃がし、駅7つ分を徒歩での帰路。 前日の掛け違いを持ち越してきてしまったか。 線路沿いに聳える、巨大な茂みと倉庫…まるで領土を取り合っているかのよう。 その足元で、疎らな…

赤塚採取

さて、今日が白瀧文化祭、会期初日。 詳細は7月8日の項に。 重ねてよろしくです。 今日は気になるトーク・イベントもあったのだ…と、帰りに急ぎ寄るが、あいや時間を勘違い。 夕ではなく、昼の催しでした。 すでにして気配すらも跡形もなく。 なにか掛け違…

記憶埃

記憶が塵芥と化す前に書き付けねばと思えど、すでにして埃まみれ。 ではあっても、7月3日。 10月のイベントに向けて、詩人の木部与巴仁さん、音楽の大熊亘さん、桃梨のお二人と会談。 いずれに向かうか分からぬ流れが、それぞれの肩書きを‘かたり・おと・…

雷獣

駅に降りると、底が抜けたかのように落ちる雷と雨。 ‘徒歩2分’がもう必死。 しかし、それが用意されたもののように、幕開けに相応しい伊東篤宏さんの展示。 踏み入る会場も帯電している。 明滅する光と音。 メタリックな空間を後にすると、不思議と牧歌的印…

足踏み行

アメリカ・ツアー中の秋山徹次さんからメールが届く。 日本で鳴る音にしてからがすでにそうであるかのような風体であるのに、付された写真は正に想い描くところのロードムービーの1カット。 ギター1本を頼みに拓く道を旋律は這い、行く先々で返す音と絡み…

白瀧文化祭

雨の幕の内に、暑熱が籠っている。 汗に湿って、日に幾度もの着替えを強いられる。 水を浴びた体で、部屋に散り散りに用意した着物を拾い身に着けていくと、帯ばかりが遠くにある。 手を伸ばすうちに、ずぶ濡れで川向こうの呉服屋に。 “さて、何をご所望で”…