テナント少佐を主人公とした連作を中心に編まれたミステリ短篇集。 舞台は何時終わるとも知れぬ戒厳令下にある架空の軍事独裁国家。 しかも体制側に身を置く主人公というのは、どこかグラックの『シルトの岸辺』の不条理な設定を想わす。 状況に呑まれない姿…
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