読書に限った事ではないだろうけれど、偶々次に手にしたものへと内容がリンクしていくことがあるから面白い。 先に読み終えたユンガー『砂時計の書』での理想の時間が、今繰る頁の中で、主人公二人が各々違うタイミングを計りながらも支え合う夜明けに解けて…
ここのところ、制作で空になった器に新たに注ぐように本を読んでいる。 著者の趣味である砂時計のコレクションの延長に拾い集められた古今東西時計を巡る逸話から、世界の骨格となった時間の姿が編まれる一冊。 身近なところを取っ掛かりにした軽やかな筆致…
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