2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

屈折路

昨日、京橋。 以前に多摩川のart & river bankで眼にした写真作品の印象が残っている、古賀亜希子。 巷房での"ジュスティーヌ"展。 やはりここでも、禍々しい空気が写し込まれている。 不思議な視点。 それが未知への恐れとしてではなく、自らがある場所から…

THE GALACTIC SYMPOSIUM "YMCA"

下手も才の内。 当初のプランを差し置いて、拙さゆえに自律していく演奏が、独自の音像を切り拓いていく。 (奏者自身も含めて?)誰の予期も覆せば、琴線に響くことがあっても不思議はないでしょう。 では質問。 お手本あってこその演奏なら? どこぞの素人に…

蝉狩り

昼に買物に出た際、見掛けた蝉捕り。 高校生と思しき男子が、大きな捕虫網いっぱいに蝉を捕り溜めている。 あれほどの量を必要とするとなると…さて、何に使うのやら。

ウラジミール・ナボコフ“青白い炎”

ここのところ本を読む時間がなく…と言うより、読み始めるとすぐに寝てしまい…ようやっと読了。 “青白い炎”と題する長編詩とその注釈という珍奇な構成に、栞2枚用意して行きつ戻りつ。 そればかりか、僅かな時間にも読み進めればと、常に持ち歩いていたせい…

植物文様仕度

9月16日から代々木 千空間にて、作曲家 藤枝守さん、陶芸家 兼藤忍さんとのコラボレーション展。 昨日はこれに向けて、サウンド・インスタレーションに用いる音源録音に立ち会う。 展示会場ともなるギャラリーにピアノが持ち込まれ、奏者の手によって藤枝さ…

屋久島〜N.Y.間

8月1日。 TURQOISE.ROSCO.社長にお招き頂いて、いそいそと原宿クエストへ。 テラウチマサト 展オープニング・レセプション。 女優・モデルを被写体とした写真が中央に置かれたのは、制作に多くの人が関わるからか。 両端に屋久島/N.Y.の風景写真。 その中…

書物裁縫

6月“(g)”での飯田竜太 展、7月“東青山”での立花文穂 展。 一方は端正に切り刻まれた本、一方は崩れるにまかせた本の堆積。 いずれも、本好き紙好きにとっては、心躍るような展示。 …のはずが、何か引っ掛かるものがあるのは、素材の中に自分の探している本…

白瀧文化祭仕舞い

気付けば月を跨いでいて、展示はすっかり終了。 近く遠く足を運んで頂き、感謝です。 また、都合が付かず、万に一つと、念写に励んでいた人にも、ありがとう。 わずかでも、興味関心を媒介すればなによりかと。 視線が集約するところを持たないだろう会場。 …