書物裁縫

linedrawing2006-08-07

6月“(g)”での飯田竜太 展、7月“東青山”での立花文穂 展。
一方は端正に切り刻まれた本、一方は崩れるにまかせた本の堆積。
いずれも、本好き紙好きにとっては、心躍るような展示。
…のはずが、何か引っ掛かるものがあるのは、素材の中に自分の探している本が紛れているかもしれない…と単に思うからか。


ターンテーブルを得物とする奏者が割ろうが歪めようが、録音しリリースする限りにおいては、音盤は何度でも蘇ってくる。
同様に、破られ千切られた頁が新たな本と成すのを見てみたい。
バロウズペレック
うーん、それはそれで、違うかな。