リモデル

linedrawing2006-11-05

昨日は、展示の事後処理に千空間
やはりと落ち着く空間で、仕事早々に切り上げ、話し込むことしばし。
開催中の中村明子 展、内田百輭世界のミニチュアみたい。
そんな連想も、新たな話題を伴ってくる。
帰り際に、非常に印象的な作品の作家に紹介され、ますます後ろ髪引かれつつ。


ようやっとに再発された'80初頭イタリアの突然変異トラッド・バンド、ENSEMBLE HAVADIAのCDを途中手に入れホクホクと、次に向かうはデザイン・オフィス内でのライブ・イベント“h”。
久々のJEFF FUCCILLO、顔を見るのも嬉しく、会った端から企みごとをコニョゴニョと。
演奏はANTHONY GUERRAからスタート。
先のHISATO HIGUCHIとのデュオ・ライブで耳にした曲も交え、ゆっくりと波紋を拡げていく。
なぜだか、深々と降るメロディーに日本的情緒を感じる。
お次がJEFFさん。
エレキを手に、冒頭にバンド編成での一曲を置いてからのソロ・アクト。
相変わらず、妙な位置に現る関節で躓かせながらも、いずこかの土地へと繋がるラインは切らない。
唐突に決めた仕掛けは、うまく行きましたかね。
トリが、初めて眼にするhelll
うーん、よく出来ている。
アモンデュール、ハーベスターイースト・バイオニック・シンフォニアのモザイクと聴こえてしまうのを、うらむべきは我が耳か。
ただ、予めのイメージを辿っている音であるのは確かかと。
ローカリティを持ち得なければ、トラディショナルは遙かに遠い。
それじゃあ、また…の後にも鳴り続けている音楽と、機会毎に断ち切れていく音楽。