由来と行方

linedrawing2008-04-27

うちから見て最寄りと呼べそうな駅は3つある。
いずれもに自転車で30分ほど掛かるのだから、最寄りはないのかもしれないのだけれど。
その内の1つには、駅前に卵焼き屋が。
寿司屋等料理店への卸しが主なのだろうけれど、工場みたいな軒先で厚焼き卵を小売りしてくれる。
昨年末にも買物していたら、地元の有名仕出し屋のトラックまでが店頭に着けていた。
こちらは味覚の保証を貰ったようなものだけれど、仕出し屋の得意からしたらどうなんだろう。
美味しさの由来の見えないところがある。


昨年の展示で利用した鏡業者に会場風景を写真で送ったところ、ブログにアップしたとの知らせが。
早速に覘いてみると、2項上に見知った作家の志水児王さんの作品が。
おや、こんなところで。
http://ameblo.jp/kgblog/
行き先は別なれど、意外と近くを通っている。


連戦続く最強タッグ、14日は池尻大橋の業者へ。
あれこれの技術見せられ、ムクムクと発想が頭をもたげる。
プロダクツばかりでなく作品/展示にも利用出来たら…と想う拍車は、懐勘案に止められる。
…が、横を見れば、相棒も同じ想いに捕らわれているよう。


その後代々木に出て、eye&ear controlさんに作品引き渡し。
決定稿に至るまで、掛かること2年。
しかし、ここまでの時間も試作も必要なことだったと、自分でも思える辿り着いた仕上がり。
対話とは…どちらの領域にも支配されることのない、両者間での創造…らしいから、そりゃ簡単には行かないだろう。
この先、作品がどう利用されるかは、更にどう化けるかの楽しみ。
そのまま、件から抱えている言葉と音のイベントの継続の話を振ってみる。
エコーではなく、会場で発生する現象を求めて…言葉への躓きっ振りが他人事とは思えないeye&ear controlさんとなら新たな境地も垣間見れるかと思い、共闘をお願いしてみる。
それが、ウォークマンで参考音源聴きながら、カフェ出てからの地べたでの話。
未来に向けて放つ弾道描くのに、知らず熱くなっている自分がいて。
こうなると感覚は、実現遠かった学生の頃の目論みと変わらないや。