new season

linedrawing2007-05-08

えらく体調崩しての黄金週間。
他日は過ぎるに任せるを呑むも、予定詰めた5日ばかりはと、寝床から這い出す。


東京ビックサイト、COMITIA 80
どうにも言うこと聞かない身体が出掛けるのを渋って、過去最大規模での開催とあっても、もう知人のブースを周る時間しかない。
昨夜は作業追い込んでか、こちらどころか、会う顔揃って血色が悪い。
けれど、新作の色艶の良さになによりと安心しましたよ、クマリネさんイノセさん
それにしても、オリジナルと限った同人誌即売会だけあって、作品においてはDIYな活動が大なり小なり確かにあるのに、受け皿がある種の‘業界’でしかないのは勿体ない…とは、来る度感じること。
突発的にシステムまで組み上げる輩は現れないものか。


初めて乗るゆりかもめから見る景色は空隙。
半端にされたあれこれが埋められそうだ。


豊洲を中継して向かう有楽町。
急いたところで走ることは出来ず、フロント・アクトは投げて、開演時間割って入場する日比谷公園大音楽堂、MDT FESTIVAL。
…が、未だ閑散としたステージに、これは間に合ったものかとも。
しばらくする内、SPECIAL OTHERS登場。
キーボードを中心に据えた…という安直な発想ばかりでなく、なぜだかEGGが思い浮かぶ。
楽天的な、温かい空気を醸すからか。
楽しい。
次いでROVOの登場に、FLYING RHYTHMSを見逃したことに気付く…無念。
会場の色彩は速度へと変換され、始めからトップ・ギアに疾駆する。
音像が投影され、それは巨大なオブジェクトが連続して投げつけられるかのよう。
観客は触れようとして、跳ねる、跳ねる…。
積み上げられ、崩され、組み立て…眼前で建築が進行するかに、圧倒される。
終演後のか/舞い上がっている己のか、混乱の中、縫って楽屋までお礼ばかりを伝えて帰る。
家に行き着いて、なんとか一日持ったネジが切れ、バタンキュー。
プログレッシブな残響に、サイケデリックな体調の夜…なんて。