シンハー

linedrawing2007-01-08

昨日のCD屋のバーゲンで買ってきた、PART TIMERのアルバムを聴きながらこれを書いている。
パーカッションや女声をささやかに纏った、重心の低いギターの爪弾き。
愛らしい表情を見せるフォーク。
それがグリッチ、プロセシングで撹乱されているのだが、‘デジタル’と口にする気は起きない。
音の切れ目切れ目に見えるのは奈落。
陽の強い日に、柵が濃く影付ける道を自転車で抜けるよう。
今日の天気が良かったせいもあるか。
PART TIMER“s/t”(MOTEER::007CD)


バーゲンの後も何店か回るが、ここ止まりだったか、続く収穫なし。
MAYO THOMPSONのソロ・アルバムに通ずるとの風評を当てに高円寺まで足を延ばしたのも、試聴するそのレコードの音に覆される。
っていうか、単にアコースティック・パンクじゃねぇか。
当たり得るまで他に寄りたいところも多々あるが、新年会の待つ新宿に向かう。
幹事が遅刻するわけにもいかない。


薄暗い路地奥の佇まいに惹かれて決めたタイ料理店バーン・キラオ
その勘に付き合わされる、久々に揃った面々。
でもまぁ、その屋台然とした雰囲気に乗ってくれる顔触れでもあると思ってる。
店も期待に応えてくれたのか、確かに旨い。
特にパッタイグリーンカレーは絶品!
いくつもいくつもビール壜が空になっていく中、盛り上がる会話の内容については、ここに集ったのが作家とは予測が付かなくなるようなことばかり…との記述でご勘弁。
ただ、組織/集団に属したことのない僕が、一種の懐かしさと共に仲間を感じている不思議。
今年も皆さん、よろしくお願いします。