2008-08-03 罠 爪 まさか、自分で自分を罠に落し込めるなんて、思ってもみなかった。 もう、身動きも出来ず、声も出せないところまで追い詰められている。 笑い草だ。 描くに他ない者が、それ以上を望んだ罰か。 もう好い加減、ヒトでないことに観念しろということか。 ヒトに触れられないことに観念しろということか。 それとも、ここを越えたら…。 などと、誰ともなく零しているのだから、まだ甘い。 まったく、くそったれな存在だよ。 こんな言葉、どうせ何処にも届きゃしないだろうが、だがな聞けよ。 僕は僕で生きてやる。