筆を落としたのだか、転がしたのだか、雲が様々に濃淡つける季節。 空と木々の稜線に見呆けていて、‘人さらいの森’に踏み入る。 伝え聞くところによれば、不意に振り返ると連れの姿が消える…とかなんだとか。 互いが相手を見失うのだから、なんのことはない…
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