雨雲縫合

linedrawing2006-05-24

5月19日。
都合良く、雨足を縫って、曇天の下を移動。
展示チラシを置いてもらおうと訪ねたギャラリーで共通の知人を引き当て、
初めて訪れるスペースは空間も物も人も言葉も旧知のように待ち構えていてくれ、
容器の奥に景色/佇まいを仕舞い込む作家の展示に箱の中で経る時間を想い、
レコード屋の裏から引っ張り出させた処分品箱から僅か数枚を救い、
絵本屋に併設の展示空間に音楽室を重ね、
図書館を会場とした朗読会は記憶札を読まれるかのようで居心地悪く、
帰りに夕飯をと友人と飛び込むバイキングはささやかなトラブルがアトラクションのように愉快。
僕の知らぬところで大雨。