催し案内

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ここ数年断続的に試みている、輪として完成するドローイングを敢えて分断して提示すること。
その試みを続けていると、線と連続する点とが、双方向に変容可能なかたちに思えてくる。
映画の中の時間と、フィルムの一コマ一コマとのように。
眼が恣意性を以っていずれかを見るのではないか。
ならば僕の刹那の筆ですら、ずうっと引き延ばしてきた線の一部と見えるかもしれない。
ということで遠く鳥取に点を打つべく、ドローイングに伺います。
神奈川から鳥取へと一気呵成の描線を見る者もあるのかな。
我が身を糸のように線で解体するのも、砂粒のように点で解体するのも、同じ事象の影。
ふむ、安部公房の小説『赤い繭』と『砂の女』を読み較べてみるか。

2019年6月21日(金) – 23日(日)
鳥取夏至祭2019】 at 鳥取市中心市街地ほか
鳥取のまちなかで音楽とダンスに出会う3日間。
わたしたちは踊りたいから踊り、奏でたいから奏でる。音楽もダンスも美術も。今、ここで作り出されるその瞬間を楽しむために、プロもアマチュアも垣根を越えて、ただ遊ぶところから、全ては生まれるのだと思います。劇場を抜け出して街のさまざまなところで始めてみます。もしかしたら通りがかりに出会うかも。一緒に巻き込まれてみてください。街はあそびば。
(チラシより)

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詳細:
https://tottori-geshisai.jimdo.com/